会長挨拶

基本活動指針

2024年から2025年にかけて、私たちを取り巻く社会は目まぐるしい変化を迎えています。
世界経済は、新型コロナウィルスからの回復が一段と進む一方、エネルギー価格の変動、そして気候変動が依然として私たちに影響を与えています。日本においても、地域経済は少子高齢化や人口減少という課題に直面しており、地元産業を活性化させる新たな仕組みが求められています。そんな中、AIやデジタル技術の急速な進展が、私たちの生活やビジネスの在り方を根本から変えつつあります。こうした時代だからこそ、私たち青年経済人の力が必要です。私たちは既存の枠組みに捉われない、未来を切り拓くアイディアと行動力をもっています。それは地域社会の課題解決に直結する力でもあると考えています。

さて、浜松商工会議所青年部(以下、浜松YEG)は、2025年度いよいよ40周年の節目を迎えます。この40年の歩みは、地域を支える青年経済人として“勇気”と“情熱”を傾けてこられた諸先輩方が築き上げてきた歴史であり、功績です。創立40周年の節目に、改めて浜松の地を想い、地域の未来について語り合える環境を与えてくださった諸先輩方に心より感謝いたします。

今年度のスローガン「共創未来 ~ともに築く 新たな希望の架け橋~」には、私のありったけの想いを詰め込みました。「共創」とは、ただ協力するだけではありません。それはお互いの強みを認め合い、補い合い、新しい価値を生み出すことだと考えています。「未来」という言葉を語るとき、私たちの視点は過去と現在、その延長線上にある希望へと広がります。先行きが不透明で、将来の予測が困難な混沌とした世の中だからこそ、浜松YEGがこの「共創」の精神をもち、ともに汗を流し、時に挑戦をしながら、地域社会を明るく照らす原動力でありたいと思っています。

〔提言委員会〕では浜松YEGが連綿と紡いできた政策提言書の内容を改めて振り返り、市政に反映され、地域社会に生き続けている資源を調査し、次世代に向けてブラッシュアップさせる活動を、〔事業委員会〕では地域社会と連携し、市民に寄り添った事業を展開し、浜松YEGの存在を対外的にPRできるような活動を、〔研鑽委員会〕では未来に向かって持続可能な企業経営を行うための研修や機会を創出する活動を、〔連帯委員会〕では顔の見える関係性づくりとYEGがもつスケールメリットを意識した活動機会の提供を、〔組織活性化委員会〕では組織の形式や在り方を今一度見つめ直し、浜松YEG活動内容を対内外に発信し、会員拡大に繋がる活動を、そして〔40周年実行委員会〕では浜松YEGの全メンバーと共創し、来る11月22日の創立40周年事業を盛会に導くための舵取りを行っていきます。

私たちは今、変化の時代の中で、新しい未来への扉を開ける瞬間に立っています。今年度掲げたスローガン「共創未来 ~ともに築く 新たな希望の架け橋~」には、地域社会と力を合わせ、次世代へ希望を繋ぐ決意が込められています。

一人では成し得ないことも、共に力を合わせることで可能になります。私たち一人ひとりの力が集まり、やがて大きな力になります。創立40周年を迎え、改めて浜松YEGメンバーが一致団結できるこの機会を生かし、私たちの活動が新たな価値を生み出し、愛すべき「浜松」という街の未来が笑顔と活気に満ちたものになることを心から願っています。浜松の未来が、すべての人々にとって誇れるものとなるよう、共に一歩ずつ進んでいきましょう!

浜松商工会議所青年部 2025年度会長 豊田晃央

関係団体への出向歴

2018年度
静岡県商工会議所青年部連合会 スマイリー委員会

2022年度

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