2020年1月24日(金)浜松商工会議所青年部規則第12条(臨時会員総会)により臨時会員総会、浜松市のブランディングについて活動結果を報告するための提言発表会、会員相互の交流智連携を図るための新年祝賀交歓会をホテルコンコルド浜松「総会」2階海の間・「提言発表会」3階葵の間・「新年祝賀交歓会」雲海の間にて行いました。
浜松商工会議所青年部⇒以下「浜松YEG」と表記します。
河原副会長による開会宣言で始まりました。続いて伸び行く大地を合唱し木村副会長による『綱領』朗読・『指針』『スローガン』唱和を行いました。
司会は会員委員会の松浦公則委員と三輪暁子委員の2名です。厳粛な総会の雰囲気の中、開会いたしました。
開会にあたり、鈴木仁会長より「昨年行われた臨時会員総会から一年が過ぎ、会長として職務について10ヵ月がたちましたが、多くの貴重な体験をさせていただいています。今年は全国大会ふじのくに静岡ぬまづ大会 浜松分科会もありまだまだ事業は続きますが、自分が委員長だった時の仲間と会長にいただいたダルマに有終の美を飾り目を入れ納めたいと思います。」とスローガンの説明を改めて説明し、最後まで突き進み羽ばたきたいと挨拶されました。
9名のご来賓を代表して「中小企業で必要な政策提言を作り上げ、地域で成長できる企業を地域に貢献できるよう豊かになること、そして地域に必要とされる商工会議所を共に作っていきましょう」と浜松商工会議所 担当副会頭 石黒衆様よりご挨拶頂戴いたしました。
鈴木仁会長の議長により、(1)2020年度会長選任についてで次年度会長は松本力洋くんに決まりました。「次年度の浜松YEGは内部の強化を図り、連帯の証を伸ばす年度にします。そしてYEGの垣根を越えた対話や議論を行い力強く羽ばたき成長していきます!」と力強く抱負を述べました。続けて松本次年度会長予定者より、(2)2020年度副会長・理事・監事の発表が行われ、相談役・参与・顧問の委嘱発表を行い、出向理事を発表いたしました。
(3)2020年度所属委員会について、次年度の委員長予定者より各委員会の説明をしていただきました。次年度の委員会は「提言委員会」「事業委員会」「研修委員会」「地域委員会」「実現委員会」「会員委員会」の6委員会となります。
続けて木村副会長より(4)公式ポロシャツ制作等について「浜松YEGのジャンパーでは熱い時期の着用が出来なく、夏にも連帯が取れる共通のポロシャツを制作します。」と議案の説明が行われ承認されました。
全ての議案が承認され、続けて今年度委員長6名より残り事業の説明を行い、鈴木格徳副会長の閉会宣言により、2019年度臨時会員総会を閉会致しました。
場所を3階「葵の間」に移し、浜松YEG提言委員会による提言発表会を開催いたしました。2019度の提言テーマは「浜松のブランディング戦略」となります。3期連続健康寿命日本一という浜松市の特性を生かし、テーマを「健康」に設定。「交流人口の増加」と「域内消費の増加」をブランディング成功と定義づけ、浜松がより魅力ある都市になるためにいろいろな調査研究を行ってきました。
始めに鈴木仁会長の挨拶をいただき、今年度の会長が掲げたスローガン¨羽ばたけ!進むべき未来へ¨を行動指針とした提言発表がスタートしました。
続いて、大久保委員長による2019年度の提言のテーマである「浜松のブランディング」の趣旨、総論の発表。
豊田小委員会では、食×健康 食×人間ドック&食×観光「メディカル&パワーフードツーリズムHAMAMATSU」と題した提言を発表
瀧澤小委員会では、スポーツ×健康 「浜松市生涯スポーツ宣言」と題した提言を発表。
主にビーチマリンスポーツ国際大会のAsian Beach Gamesを浜松に誘致開催し、ビーチスポーツの聖地としてブランディングしていく提言を発表しました。
大高小委員会では、「はままつ学」を活用したキャリア教育の推進を提言。学校教育で使われる「のびゆく浜松」をアレンジ、活用し、PDCAサイクル(課題解決型)の授業を実施することなど、「はままつ学」をカリキュラム化することで質の高い体系的な学びに変えていくことを目指します。
武田小委員会では、主に「はままつ学」をより多くの人に広げるための手段として、協同センターを活用した生涯学習に「はままつ学」講座を開設する提言を発表。
また、社会人の参加を促す施策として、WEBを活用した生涯学習プラットフォーム「スタディコミュニティはまくらす」を開設する提案を行いました。
そして豊田副委員長による、次年度以降の青年部事業につながる提言。「シビックプライドの醸成」がブランドを作っていくことになる。浜松に魅力を感じている人が多いので、地域の魅力を拡散していきたい。次年度は大学生と浜松商工会議所青年部でタッグを組んで魅力を若者に伝え、地域の定住化を図っていくという今後の方向性も示唆されました。
最後に大久保委員長による提言の総括。各小委員会の5つの提言は、それぞれが調査研究を行っていく過程で浜松市の目指している方向性と徐々に内容がリンクした。提言委員会で行ってきたことはより良い浜松を創造し、実現できる未来を残すのに必要なことだと実感した。ブランディングを考える上で浜松を知ってもらえるようにしたい。そして今後、提言書が完成した際には是非お読み頂き、この提言が実行された浜松を想像していただければと思います。
松本力洋副会長による所見。今回「のびゆくはままつ」が「はままつ学」に進化していったことのように浜松で過去に作り上げた歴史が進化したように感じている。浜松YEGの歴史も同様に進化させていきたいとの熱い言葉をいただきました。
フィナーレでは副会長からの呼びかけで提言委員会全員が壇上に上がって、提言を聴いて頂き浜松の未来の為の提言に共感して下さった浜松YEGの会員、OB・OGの皆様に謝意を示しました。
浜松YEGは伝統事業であり、提言委員会の集大成の一つの提言発表会。本年度は「浜松のブランディング戦略」をテーマに行いました。私達の浜松の未来を考える契機にして頂ければ幸甚です。
※今回の提言書を含め今までの提言書につきましても浜松YEGのHPよりご覧になることが出来ますので是非ご一読ください。
再び会場を2階「雲海の間」に移し、新年祝賀交歓会を行いました。
オープニングは次年度役員予定者と新年の門出を祝うとともに、浜松YEGの力強さと連帯の「わ」を少女和太鼓グループ魁鼓/KAIKO500(ごーまるまる)の方々に表現していただきました。
鈴木仁会長より「人の力で動いてきた浜松YEGの伝統を新たな力で受け継いでほしいという想いで「仁力(じんりき)」というテーマになりました。次年度に向けての交流も深めていきましょう。」と挨拶されました。
17名のご来賓を代表して浜松市長田副市長より「浜松の発展を支えるには皆様の力が必要です。青年部皆さんの力を期待します。」と今の浜松市の状態とエールを頂戴し、浜松YEG顧問 薩川様より浜松YEGの歴史と伝統をお話しいただき乾杯をいたしました。
交歓会ではOBOGでもある参与や顧問の皆さま、また浜松青年会議所や浜松経済クラブの皆様方と青年部メンバーが互いに新年と次年度を祝い、有意義な交歓会となりました。
中盤のアトラクションでは今年度の会長と各委員長よりのエールを、ラグビーワンチームにならい力強いチームになれるよう「ハカ」を通じてエールを行いました。
各委員長より次年度の同じ委員会になる委員長にエールを送り、ボールに想いをのせパスをした。そして次年度各委員長より次年度の抱負をいただきました。
最後は鈴木仁会長よりエールと想いを松本次年度会長へ送ります。今年度委員長たちに阻止されるるも、想いをのせたボールを見事トライすることが出来、「力強く羽ばたいていく」と次年度の抱負をいただきました。
浜松YEG参与 水野久美子さまより中締めの挨拶をいただき、浜松YEGご来賓のOBOG方が壇上に集まり次年度へのエールをいただき、2019年度浜松YEG臨時会員総会・提言発表会・新年祝賀交歓会をすべて終了いたしました。