日時:2023年6月23日~24日
視察場所:東京・埼玉・群馬
東京商工会議所6階にある『東商渋沢ミュージアム』を見学しました。
渋沢栄一の直筆書物や銅像が多数展示されていました。
渋沢栄一が関わった約500の企業の紹介がされていました。
東京商工会議所第21回臨時議員総会終了後の慰労会で述べた会頭辞任演説文も展示されていて、辞任に至った背景を知ることができました。
『東京証券取引所』 東証Arrowsでは案内付き見学ツアーに参加しました。
リアルタイムの市場情報を見ることができました。
特設展では、東京証券取引所の前身である東京株式取引所を設立し、日本経済の発展に大きく貢献した渋沢一の生涯や功績を学びました。
夜は、岩崎弥太郎と渋沢栄一が舌戦を繰り広げたといわれている隅田川の屋形船に乗船しました。私たちは舌戦を繰り広げることはありませんでしたが、その代わりに親睦を深めることができました。
研鑽視察2日目は埼玉県深谷市にある『渋沢栄一記念館』へ行きました。
渋沢栄一アンドロイド講義を見学しました。講義内容は「道徳経済合一説」
ボランティアのかたから深谷市が渋沢栄一の生誕地であること、生前の功績などを伺いました。
埼玉県から群馬県に移動して世界遺産の『富岡製糸場』へ行きました。
渋沢栄一は富岡製糸場の設置主任として設立を主導していました。
解説員によるガイドツアーで施設の外や中を40分かけて見学しました。
当時の建物をはじめとする多くの文化財を見学しました。
生涯に約500もの企業設立に関わり、日本資本主義の父と称され、道徳経済合一説を説き、現在の東京商工会議所の初代会頭を務めた渋沢栄一の生い立ち、功績、教訓から「論語と算盤」に代表される変化の激しい時代にも通じる理念を学び、視察を通じてメンバー個々の研鑽を図りました。視察で得た経験を取りまとめ、今秋に行われる全体研鑽事業で報告を行いメンバー全体へフィードバックします。