平成30年12月1日(土)平成30年度 静岡県商工会議所青年部連合会 ビジネス交流会・第2回若手後継者等育成事業研修会・全国大会ふじのくに静岡ぬまづ大会決起大会・情報交換会が開催されました。(会場:焼津文化会館)
静岡県商工会議所青年部連合会(以下、県青連という)とは、静岡県内単会 浜松~伊東まで計12単会が集まり、次代の地域経済を担う若手経営者・後継者の相互研鑽、資質向上を図る場として組織されたものです。本事業は年3回行われますが、今回は今年2回目の開催となりました。
まずはビジネス交流会が開催されました。「心規開拓」~心をつなぐ心時代~をメインテーマに掲げ、楽しめる体験型のアクティビティを取り入れた仲間との交流を軸に、今後のビジネスのヒントに繋げられる内容のグループディスカッションを行いました。メンバー同士の自企業において有益になり得る機会や気づきの第一歩となったと同時に、交流によって築かれた仲間との輪が広がりました。
続いて第2回若手後継者等育成事業研修会が行われました。『コミュニケーション 日本一』を目指すを講演テーマに、株式会社Gentle代表取締役 中村成博様にご講演を頂きました。
中村様は元マクドナルドの店長でいらっしゃった時に、一緒に働く仲間がワクワク楽しく働ける環境づくりを徹底して行い、都内で平均時給が一番低い店舗にも関わらず、関東で一番離職率の低い店舗となり、その事例がマクドナルド全店に紹介される実績をもつ方でいらっしゃり、本年6月の第1回若手後継者等育成事業研修会に続いて2回目のご登壇です。
前回に引き続き本研修でのキーワードとして「ハートコンタクト」という言葉を挙げられており、いかに自分の心臓を相手に向けられることができるか、口で言葉を交わすというより、ハートとハートで気持ちをぶつけあうことの重要性を強くおっしゃられておりました。また、「働く」の語源は「はた=周り」が「らく=楽」になることであり、自分以外の何かのために、周りのために働くことで、仕事への意識が変わるというお話が非常に印象的でした。
静岡県商工会議所青年部 鈴木将孝 次年度会長(浜松商工会議所青年部)から中村様への謝辞を述べさせて頂きました。
続いて、第39回全国大会「ふじのくに静岡ぬまづ大会」決起大会を行いました。
まずは平成31年3月に迫りました第38回全国大会「日本のひなた みやざき大会 」米良充朝大会会長(宮崎商工会議所青年部)から、大会概要の説明、そして大会を盛上げよう、自地域を活性化させようという、熱い情熱を持った仲間達が宮崎の地で皆さんをお待ちしていますと心のこもったスピーチを頂きました。
そして、来る平成32年2月に静岡県沼津の地にて、日本商工会議所青年部 全国大会が開催されます。まずは吉川正明大会会長予定者(沼津商工会議所青年部)から開催の意義を説明頂き、全国大会を静岡県全体で盛り上げよう、静岡の地を全国にPRし、会を成功に導こうと共通のゴールに向かって結束を高めることができました。
次に静岡県商工会議所青年部12単会による分科会PRを行いました。浜松商工会議所青年部からは、地域委員会 今枝達哉 委員長がこれまで練り上げてきた分科会の骨子を説明し、浜松の「観光&産業」「ものづくり」「味覚&食文化」それぞれの魅力についてPRしました。
最後に情報交換会・懇親会を行いました。まずはオープニングに地元焼津市の和太鼓隊の力強い演技をご披露頂きました。
焼津市のおいしい魚、酒に囲まれて会は賑やかに進行しました。懇親会料理は焼津YEGの会員企業からの料理も多く振舞われ、参加者一同、焼津YEGのおもてなしに大満足の様子でした。
本事業での交流、研修によって築かれた仲間との絆が交流の輪を広げ、県青連の仲間たちとの更なる連携強化へと繋がると確信しております。自企業の発展のみならず、来る第39回 全国大会「ふじのくに 静岡ぬまづ大会」が大成功に導けるよう、改めて人と人との繋がりの重要さを再確認することができました。