10月28日(金)、29日(土)静岡県藤枝市にて第36回関東ブロック大会しずおか藤枝大会が行われました。28日(金)は藤枝市小杉苑にて日本商工会議所青年部関東ブロック商工会議所青年部連合会 第4回役員会・第2回定時総会・会長会議がとり行われ、29日(土)は藤枝市静岡県武道館にて関東ブロック大会 記念式典・記念講演、藤枝市民体育館では大懇親会が盛大に行われました。
29日(土)の記念式典・記念講演・分科会・大懇親会には現役とOBOGを含め総勢120名を超えるメンバーが浜松より参加しました。
「当日の運営をお手伝いする為に、浜松商工会議所青年部からも10名の精鋭が活躍!みんな張り切ってました!」
記念式典では、藤枝商工会議所青年部 名取康之会長が『開会宣言』。
主催者代表の挨拶では、「全国各地から多くのYEGメンバーにお越しいただきましたこと、心より歓迎と感謝申し上げます。この藤枝を一日満喫して下さい」と、関東ブロック商工会議所青年部連合会 渡部晋会長がご挨拶。
続いて日本商工会議所青年部 岡村寅嗣会長のご挨拶。「大会を担当する方々のみんなを迎え入れる気持ちに答えられない経営者でいいのか、答えられない人間でいいのか」とおっしゃっていたのが印象的でした。
日本商工会議所 三村明夫会頭はVTRによるご挨拶があり、現在の日本の経済状態の低下の要因と問題にふれ、「今後の経済の担い手は我々民間である。その上で官民が一丸となって“持続的な経済成長”を実現していかなければならない。」と強くおっしゃっていました。
第36回関東ブロック大会しずおか藤枝大会 山口剛史大会会長のご挨拶。「この藤枝はどこにでもある普通の街です。しかしこのブロック大会の開催を通して今まで自分達が当たり前だと思っていた街の魅力を再発見する貴重な機会をいただき、我が町藤枝の魅力を発信する事が出来ました。」との言葉がありました。私達の街浜松の魅力もきっとたくさんあるのだろうと考えさせられる機会にもなりました。
最後に藤枝商工会議所 小林正敏会頭のご挨拶。藤枝の文化であるサッカーを地域活性策とした全国の商工会議所に例を見ない藤枝シニア草サッカー大会会頭杯の紹介がありました。同じ静岡県のサッカー文化の中でも老若男女を問わず、より深く藤枝に根付いているのだと感じました。
来賓者ご挨拶では、経済産業省関東経済産業局長 藤井敏彦様
静岡県副知事 難波喬司様
藤枝市長 北村正平様
静岡県商工会議所連合会会長 後藤康雄様に祝辞を戴きました。
主催者及び参加青年部紹介では浜松商工会議所青年部の紹介もありました。
第36回関東ブロック大会しずおか藤枝大会の総登録者数が発表され、2766名の登録が有りました。おめでとうございます!
続いて関東ブロック商工会議所青年部連合会提言書手交式がとり行われ、「観光立国Nippon実現へ向けて」~関東広域観光連携により潜在的な地域資源の魅力を発信する~関東広域連携による観光振興体制の早期実現、つまりは関東ブロックCCI観光NET(関東ブロック商工会議所観光ネットワーク)の構築が「提言」されました。
続いて平成29年度関東ブロック商工会議所青年部連合会 会長予定者の発表があり、沼田商工会議所青年部の星野 貴昭氏が紹介されました。
関東ブロック大会の次年度第37回の開催地の発表があり、群馬県沼田市沼田商工会議所青年部が紹介され、続いて関東ブロック旗の伝達がとり行われました。
最後に今後の大会のPRが行われました。まず第37回関東ブロック大会ぐんま沼田大会のPRがされました。
続いて今年度2月にとり行われる北海道いわみざわ大会のPRがされました。
式典も滞りなく進み増田貴行大会実行委員長による閉会宣言が行われ無事に終了しました。
式典会場の屋外では地元の大物産展がとり行われ静岡県内をはじめ関東ブロックの特産品や藤枝近郊で生産された農産物が販売されていました。
午後に入り引続き記念講演会がとり行われました。講師に前サッカー日本女子代表監督の佐々木則夫氏をお迎えして、「目標達成へのプロセス~チームワークとコミュニケーション~」をテーマに講演をしていただきました。
講演の中で「その失敗はミステイクなのかそれともチャレンジした結果なのか」そして、「その失敗は無駄にはならない」というチャレンジの必要性のお話があり、改めて考えさせられました。
選手に指導、アドバイスを送る時には背伸びをせず等身大の自分の思い、知識、意見を伝えるとおっしゃっていたのが印象的でした。自分達の会社や組織においても心掛けるべき事だと感じました。
記念講演とは別に分科会も市内各地で行われました。
①第一分科会 壱の縁楽 酒楽(しゅらく)~志太杜氏、遠い縁かの人々。~ 実施会場:杉錦酒造
②第二分科会 弐の縁楽 茶楽(ちゃらく) ~藤枝の茶碗の縁を知る。~ 実施会場:玉露の里
玉露の里への道中、満開に揺れるコスモス畑があったり、バスから降りるとさわやかな自然の風に包まれたりと、ゆっくり流れる時間を楽しむことが出来ました。実際にいただいた玉露の味は甘味と風味が口の中に広がり、想像以上の素晴らしい体験が出来ました。
③第三分科会 参の縁楽 魚楽(ととらく) ~志太が誇る駿河湾の縁、焼津。~ 実施会場:焼津市内
④第四分科会 四の縁楽 鐵楽(てつらく) ~今と昔を繋ぐ縁、島田。~ 実施会場:島田市内
⑤第五分科会 『関東ブロック商工会議所青年部連合会 スクラム推進委員会 主管』五の縁楽 彩楽(さいらく) ~関東を繋ぐ縁、人の出会いがビジネスの彩を生む。~ 「本気のビジネスマッチング 社業に彩りを・・・」実施会場:藤枝市武道館
⑥第六分科会 『日本商工会議所青年部 総務委員会 主管』 六の縁楽 継楽(けいらく) ~日本全国からの縁、信頼を次世代につなぐ。~「今すぐはじめよう!参加すれば3年長生きできるかも? 健康の秘訣をレクチャー!」実施会場:静岡県武道館 武道場
浜松商工会議所青年部から岡本八大委員長、初澤委員が出向している、日本商工会議所青年部総務委員会が主管の第6分科会をご紹介します。 まず会場に入ってすぐ、「インボディ」という機械で体重・体脂肪率・筋肉量・バランス等を測定しました。日頃の生活習慣を振り返るための材料として、3種類の体力測定を実施。開会式前に、ひとつ目の「立ち上がり10回の時間測定」を実施し筋力を確認しました。
岡本八大総務委員会委員長の挨拶で開会しました。静岡県健康増進課の川田様から「ふじ33プログラム」のご紹介を頂いた後に、総合健康センターの岡田運動指導士様に2種類の体力測定と併せて、日常生活で簡単にできるストレッチや運動などのご指導を頂きました。
二つ目の体力測定は「立位体前屈」。体の柔軟性を確認しました。三つ目の体力測定は「閉眼片足立ち」でバランスを確認しました。目を閉じると、急にふらついてしまって、なかなか立っていることができませんでした。スーツを着たままでも出来る、ストレッチや軽い運動をご指導いただき、その場で実践。日頃の運動不足を解消するヒントを頂くことができました。自己チェック表を使って、生活習慣と体力測定の結果を振り返り、結果をもとに個人の行動メニューを設定しました。
異なる単会のメンバー3~4人でグループを作って、それぞれの行動メニューの発表をしたのちに、グループ名とグループ共通の目標(行動メニュー)を設定して発表しました。各グループごとに連絡先を交換して、今後も活動状況報告をしあうことになりました。
夜になると会場を藤枝市市民体育館へ移動し大会参加者による盛大な大懇親会が行われました。藤枝ならではのサッカーの出し物やご当地アイドルがゲストとして登場し最後にサプライズゲストのテツアンドトモさんが登場し青年部メンバーとも交流していました。浜松商工会議所青年部のメンバーも会場の雰囲気に絆され(ほだされ)、楽しい懇親会となりました。
最後に伊藤会長より、 記念講演会での佐々木則夫氏の“常に等身大の自分でいる事が大切だ”という言葉が心に響いたというお話と、現役会員とOGOBの方々を含め総勢120名の参加に対し御礼の言葉をいただきました。
企画運営の地域委員会のみなさま、当日運営のお手伝いをしていただいた青年部メンバーの皆様ありがとうございました。